[ぜひ知って欲しい!]ハムスターの疑似冬眠についてと対策

こんにちは!!さば🐟です!
私たちは関東地方在住ですが、本当に寒い!というか今年は寒いですね!⛄
我が家は温度管理を徹底しているので、しる君は寒そうな素振りは見せないので今のところ安心!

今回はこの時期にぜひ知って欲しい「疑似冬眠」についての記事です!

大事な事だからみんなしっかりと覚えて、もしもの時に備えよう!!
それじゃあパパ、よろしくね!!

そもそも冬眠とは??

ここを知らないと本題の理解が難しくなって いきますので一緒に理解していきましょう!

冬眠というのは、生命活動を停止して体温低下させて、巣穴などで過ごすことで 寒くて食料が取りづらい冬の時期を乗り越えていくこと」です。

ちなみに全ての動物が冬眠をするんじゃなく、哺乳類の約4070種のうち、 183種が冬眠をしていることが確認できてるよ!!

冬眠前にたくさんの餌をとって、体脂肪としてカロリーを蓄えるんですね!

そして暖かい巣穴の中で背名活動を停止することで、消費カロリーを抑えています。

実際私もたくさん食べた後寝ると、全然お腹が空かずに過ごすことができるから、そんな感じなのかなぁ。

さば🐟

パパは動かないとまた太るよ!ボクを見習って!

ちなみに冬眠って言われると、ずっと寝ているイメージがありますよね??
なんと実際に眠り続けているのはクマ🐻だけと言われているそうですよ!!

ハムスターの冬眠時と通常時の心拍数と呼吸数の低下の比較

さてハムスターだけではイメージがつきにくいので、大きさが全然違う像と比較してみましょう!!

ハムスターの場合

通常時

  • 1分間の心拍数 約500回
  • 1分間の呼吸数 約135回

冬眠時

  • 1分間の心拍数 約15回
  • 1分間の呼吸数 約2回

像の場合

  • 1分間の心拍数 約40回
  • 1分間の呼吸数 約6回

なんとハムスターと像では心拍数は約120倍の差があり、
呼吸数は約12倍違うことがわかりますね!

これだとハムスターの平均寿命が約2~3年というのも納得できる数字かと思います。
そして冬眠時になると明らかに数字が低いですね!

ハムスターも冬眠するの?

結論からいいますと、ハムスターも冬眠をします!

ペットで飼育しているハムスターは「10度を下回る環境」だと冬眠する可能性が高くなります。
そして5度を下回ると、どのハムスターも冬眠します。

ここでペットとして飼育しているハムスターの冬眠は、疑似冬眠と呼ばれるものが多いです。

疑似冬眠とは

低体温省と呼ばれるものであり、身体がびっくりするほど冷たくなり触れても反応をしない状態、つまり死後硬直と似た状態です。
この話だけ聞くと、やヴぁいじゃん!って思いますよね??

そうです、やヴぁいんです。

ハムスターは冬眠させてはいけないの?

寒い中必死に生き延びる為、少しでも余計な行動を抑えて眠ることでエネルギーを保ちます。
ハムスターは急激な温度変化、日照不足、栄養不足、ストレスが引き金となって疑似冬眠に入ります。

疑似冬眠は人間でいうと、真冬で遭難した状態や冷蔵庫に閉じ込められた感じみたいなものだよ!!

ハムスターは小動物なので、ちょっとした温度変化や体調不良などで病気の原因になる恐れがあります。

自然界のハムスターは、冬眠前から栄養分をたくさん取ってから準備しますが、
ペットのハムスターはいきなり冬のような季節を感じると
「栄養分とってないけど冬眠の準備しなきゃ!!」

そんな感じになってしまいます。

これがとても危険で、最悪ハムランド🌈に旅立ちます。

人間でも準備してから無人島で1週間暮らすのと

突然無人島に放り出されるのでは天と地の差ですよね!

だからハムスターを飼っている方はしっかりと冬眠を防ぐ対策をしましょう!

冬眠を防ぐ方法

では冬眠を防ぐ為にどのような対策が必要になってくるのか
一緒に考えていきましょう!

まずハムスターの適正温度は約20度~26度と言われていて
温度変化に弱い生き物だということを理解しておきましょう。

ジャンガリアンハムスターでは、秋頃になると冬毛になるので寒さにちょっと強い特性があるのですが、油断は禁物です!

私の中での考えですが、以下が対策の項目です。

  1. 暖房の温度をあげる
  2. ケージ全体に床材を入れる
  3. パネルヒーターをケージの下に入れる
  4. ケージ周囲や下にタオルや毛布で覆う

❶暖房の温度をあげる

我が家は暖房温度を24度の設定で、部屋の温度は常に21~22度をキープしていて、しる君の温度環境を保っています。

ハムスターを飼うことは365日エアコンを使うことを前提でいかないと、飼育することは困難だと考えていますのでここは子供を育てるような感じで、電気代を気にせず使っていきましょう!

❷ケージ全体に床材を入れる

当たり前と思うかもしれませんが、ただ床材を入れるのではなく潜れるくらい敷いて、保温性が高い物を選んであげてください。

ハムスターは低温が苦手な動物なので、気温が下がる冬は巣穴に潜って体を温めます。

床材についてはこちらの記事にも書いてあります!

【初心者必見】ハムスターケージ掃除の頻度と砂浴びの大切さ

❸パネルヒーターをケージの下に入れる

しる君には使用してないのですが、パネルヒーターを使用するのもひとつの手です。


長所はしっかりた動物専用ヒーターで、消費電量も少ないです。

短所はケージ全体を暖めてしまうと暑くなった時
ハムスターの逃げ場がなくなってしまうこと。

なのでパネルヒーターは、ケージに対して3分の1程度の大きさが良いと思います。

❹ケージの周囲や下にタオルや毛布で覆う

我が家でも行っている方法です。

下に厚めの毛布を敷いて、半分から横に少し厚めのタオルを覆ってあげます。

これで冷たい冷気を防いで、ケージ内を暖めることができてます。

暖房をいれるのと組み合わせることによって、とても良い温度で毎日過ごすことができます。

ケージ上の空気穴を塞がないようにしてくださいね!
我が家は半分だけ覆っています。🐹✨

疑似冬眠の見分け方と応急処置

しる君は疑似冬眠になったことはないのですが、上記でも説明した通り死後硬直と似ていて判断が難しいことがあります。

判断する方法は色々ありますが、今回は3つ紹介します。
このようなことが起きてるとと要注意です!!

  • わずかに呼吸をしている
  • 身体が完全に硬直してない
  • 身体がわずかながら暖かい

この3つのような症状があってもすぐに身体を暖めて起こしてはいけません!

なぜなら逆に心臓に負担がかかってしまうからです。
以下の手順で起こしましょう!

  1. 手で優しく包み込み、人肌でゆっくり暖める
  2. 意識が戻ったらケージの下にパネルヒーターや、カイロなどで全体を暖める

まずは➊からスタートしてください。

暖めて2時間ほどたって意識が戻らない場合は
ハムランド🌈に旅立ってしまっている可能性大です!

次は❷を行ってください。人肌で暖めるのは限界がありますので、他の物を活用してさらに少しずつ暖めましょう。

この時絶対に急激に暖めないで、ゆっくり暖め続けてください!

疑似冬眠から目覚めたら

冬眠から目覚めまして、ぬるま湯などを飲ませてあげましょう。

そしてカイロや、パネルヒーターなどで体温などで暖め続けてください。

疑似冬眠から目覚めてもいきなり元気に走り回ることは少ないです。

静養すれば徐々に回復するけど、できれば暖めながら早く病院に連れてってほしいな!

まとめ

今回は疑似冬眠についてのお話でした。

疑似冬眠になる原因は温度管理、適正温度は20度~26度。

対策としては

  • 暖房の温度をあげる
  • ケージ全体に床材を入れる(潜れるくらい)
  • パネルヒーターをケージの下に入れる
  • ケージ周囲や下にタオルや毛布で覆う

疑似冬眠の見分け方は

  • わずかに呼吸をしている
  • 身体が完全に硬直していない
  • 身体がわずかながら暖かい

このような傾向があった時は、徐々に暖めること。
2時間以上たつとハムランド🌈に旅立ってしまってる可能性あり。

ボク達ハムスターも家族の一員だよ!自分の子供を扱うように大事に育ててね♪今日はここまで!!🐹✨

 

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